内部統制および監査に対応したRPA

RPA

AIはよく耳にしますが、RPAを一般的に耳にする事は少ないです。これはロボティック、プロセス、オートメーションの頭文字をとったものです。具体的には業務が一定のルールに則って繰り返されているような単純作業をロボット、この場合主にパソコンだが、簡単にいえば社内の一定の規則のある作業をデータ入力以外は処理、出力までパソコンなどの機械に行ってもらうことです。たとえばローン審査はある程度の収入や今までの借入状況などを考慮する時に、人間がいちいち見ていくのではなく、データベースを利用して照合、審査が通るかどうか、いくら貸せるのかどうかを審査していくことになります。人間側としてはローン審査をする人間の情報を入力するだけです。内部統制及び監査に対応しているという点は、ローン審査を人の采配ではなく一定の条件をクリアした人と、まさに機械的にできる点です。

RPAは何を助けるために存在するのか

RPAは、海外ではデジタルレイバーと呼ばれていますが、この仕組みをより効率的に効果的にするために、運用の仕組みの整備やAIとの連携があげられます。このような仕組みが注目されている理由は、やはり働き方改革や、働く人間の減少があります。もちろん人を多く雇うことが出来れば良いですが、限りある人件費に合わせ、作業を出来るだけ簡略化し、人が行う作業を軽くできれば、残業を減らす事もできます。ほかの仕事に人を廻すこともできます。人はミスをしますし、そのミスを防ぐために、何人もの人間がチェックを行います。監査についても同様ですが、これを単純化、もしくは明確化することで、よりわかりやすくミスを見つける事ができるという点です。ただ機械はオールマイティーではないという点は、しっかり認識しておく必要があります。

RPAを導入した後の注意点とは

RPAで注意する点は、人であれば、言葉で伝えられる変更点を、機械の場合はすべての仕様を変更点に合わせてプログラムを変える必要があるという点です。どこか一つでも変更ミスがあれば、結果が違うものができあがります。そしてこれは人間が行っていても起こりますが、情報漏洩、情報改ざんという点です。入力ミスとは違い、明確な悪意があるものですから、アクセス制限やセキュリティを強化するなどの対策が必要です。またデータは何かの拍子に消えることがあります。重要なデータである場合、分散してバックアップをとっておくことで、リスクを分散することができます。そして何よりも、組織内で認識を共通することです。手順書を作り、指導、管理を行うことで、システムは有効に働きます。機械に合わせるのではなく、自社の業務に合わせて作る事が、多くの人が有効に使えるシステムになる方法です。